美容師さん必見！必ず上手くなる！グラデーションカット虎の巻〜初級者編〜

こんにちわ

柏  二子玉川  美容室  美容院  アメリの丸メガネ白木（仮）です。

今回の記事はデビュー前のテストに落ちてしまったアシスタントに教えるために独自に噛み砕きまくったグラデーション理論です。

 

元々アメリのマニュアルも丸メガネ独自の物なので、独自の物をさらに独自に噛み砕く。。。独自過ぎてなんだかよくわかりませんがグラデーション苦手な方はかなりわかりやすい内容になっているのでご期待下さい！

口噛酒の如く噛み砕きまくったのでもう、時空を超えてしまいそうです！！！（君の名はに影響され過ぎな丸メガネ）

まずは、前下がりのグラデーションボブ

グラデーションと言えばコレ！と言う感じでしょうか？いや違うでしょって感じでしょうか？

僕にとってはコレが正統派アイドル欅坂46くらいに、正統派なグラボブです！

正統派グラボブ

まずイヤtoイヤで取り

バックはボックスで45°のグラデーション

バックサイドで少し角を整えながら、サイドに移行

サイドはオーバーダイレクションでワンパネル後ろに引きながらカットする事で、前下がりのグラデーションになります。

 

1枚目、エグったのか、前が長すぎるのか、もうガタガタです笑

まあ今回はそうゆうクオリティよりも、切り方の考え方と手順がメインなのでカットラインは気にしません。カットラインのクオリティは自分で突き詰めて下さい。

2枚目、丸メガネが半分だけ写ってしまっています。まあどうでもいいですね。

3枚目、なんかよくわからないけど、【変】である事はわかります。まあいいんです、カットラインのクオリティは自分で。。。

フラットグラデーションボブ

バックは長さを変えずに45°のグラデーション。バックサイドはボックスだったものを、頭の形に合わせて、スライスの引き出す場所を移行させてオンベースでカット。

サイドもそのままでオンベースに進んでいきます。

オーバーダイレクションせずに、オンベースで進んでいく事でサイドのアウトラインがフラットになっています。アウトラインを先に作ってそこにグラデーションを入れても良いのですが（その方が安全策かも）グラデーション入れながらアウトラインも作った方が同時進行で早いので、この手順でいきます！

1枚目、2枚目、左右だいぶ違いますね

まあいいんです！あくまでも今やってるのは切り方と手順ですからァァァァァァァァァ

ウリィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ！

取り乱してDIOになってしまいました。失礼しました。

どっちかというと2枚目の方が良いですね。ちゃんと切れてればモミアゲは残るものなので、ちょびっと出てるのは全然アリです。

スライスを引き出す位置＝切る位置を変えるだけでこんなに変わるんだ〜って感じですね。角度は変わらず45°のグラデーションです。

フラットグラデーションボブ2ダッシュ

先ほどのフラットグラデーションから全体を2センチ短くしてみました。

前回のに比べてどうでしょう？

長さが短くなった事で、間延び感が無くなりシュッとした綺麗なショートボブになりました。とてもバランスが良いですね。

そして、謎が解けました！

フラットグラデーションボブからずっと考えていました。何故に左右が違うのかを！！

何故左右の後ろの写真からもわかるように右のグラデーションの角度が低いですね！

右のほうが、上の方の髪の毛が長くなってしまってます。右はしっかりと腕と肘を上げていないと、上の長さが長くなってしまう（グラデーションの角度が下がってしまうので重くなる事でモミアゲがあまり出なくなってしまう）ので、まさにデビュー前スタイリストあるあるな答えが導き出されました。

若！見てるか〜？それが答えだ〜！！

答えがわかってしまえば、右を切るときめっちゃ意識すれば良いだけなんで、左右対象は簡単ですね！

これでモミアゲの必要性も証明出来ました！

切り方と手順を教えていたつもりなのに、明らかな問題点も見つかり、同時に改善点も見つかる。なんて素晴らしい！取り敢えず切り方と手順だけ考えてやってみて良かった〜！

うーむとか思いながらも、進めてみて良かったなという。

まとめ

カット練習中の方  仕上がりがなかなかキレイにならない方

まずは切り方、手順、引き出す角度が大事です！練習してれば、カットラインは勝手に上手くなりますから〜！

要は結果よりも、プロセス！

仕上がりよりも切り方！

ハサミよりもコーミングと左手！

仕上がりが悪い時は、必ず切り方が上手く出来てないんです！

それを踏まえて練習してもらえれば必ず上手くなります！

 

次回は、レイヤーとの複合技でグラデーションボブ完全マスター。お楽しみに〜

 

2018年 1月 9日 2:23 AM ｜ Category： カットについて,ブログ,仕事