髪の毛の静電気でお困りの方へ！美容師として静電気に立ち向かってみた！

こんばんわ

柏二子玉川美容室美容院アメリの

今年で10万40歳になる白木閣下です。

去年は10万39歳でした。

最近よく静電気で悩んでいるお客様が居るので、ちょっと書いてみます。

ぜんぶ静電気のせいだ
静電気わ何故起こる？？
静電気対策とは？
美容師として伝えておきたい事

ぜんぶ静電気のせいだ

この時期静電気で髪の毛がパヤパヤするとお困りの方もいる事でしょう。

そう。髪がまとまらないのも、セットしてもすぐ崩れるのも、膨らみすぎてしまうのも、道行く人に2度見されてしまうのも、あの子からあけおめメールが来ないのも、ちょっと太ってきたのにラーメンが食べたくてしょうがないのも、全て静電気のせいです。

そう、全ては静電気のせいなんです！！！

1番影響を受けやすいのが、とにもかくにも先端です。

指先のバチっ

髪の毛パヤパヤっ

体験してる人も多いと思いますが

指先はまぁいいんです

痛っ！！！ってなるくらいなんで。

ちょっとイヤな気持ちになるくらいなんで。。。

しかし、髪の毛に静電気はかなりヤバイ事になってしまうのです。実は髪の毛のキューティクルが剥がれてしまう危険性大！なんです

ご存じのように、髪の毛の表面はキューティクルと言う膜に包まれていて、髪の毛の内部が痛まないようにガードしてくれたり、サラサラとした手触りの良さを保つために働いてくれています。

髪の毛はプラスの電気を帯びていて、キューティクルの状態も安定しているのですが、プラスの電気をもつ髪の毛同士が摩擦すると、静電気が発生してしまい、キューティクルにダメージを与えてしまいます！

その結果髪の毛が残念な手触りに変わってしまいます。そーなるとすぐには治りません！

そーならないためにも、まずは静電気の事を知る事から始めましょう！

静電気わ何故起こる？？

静電気は

気温25℃以下湿度20℃以下

になると起こりやすくなるそーです。

髪の毛で考えると、乾燥と摩擦

この２つが合わさった時に起こる危険性が大になります。

髪の毛は通常擦りあって、摩擦している状態になります。

夏場だと湿度が高いので摩擦しても静電気は起こりにくいのですが、冬場は湿度が低く、髪の毛も乾燥しやすいため、静電気が起こりやすくなります。

健康的な髪の毛なら、水分を含みやすいので、静電気が起こりにくいのですが、ダメージヘアは水分を髪の毛の中に蓄える事が出来ず、静電気の餌食になりやすくなってしまうのです！

静電気対策とは？

髪の毛に起こる静電気の原因が、摩擦と乾燥という事なので、その2種類をなんとかすれば静電気は抑えられるはずです！

まずは水！

単純に乾燥を防ぐには水！という事で、普通に髪の毛全体を濡らすとまたドライヤーで乾かさないとってなってしまうので、霧吹きなどでちょっとだけ濡らすといいかもしれません。もしくはブラシに霧吹きで水をつけてからブラッシング！ただし出先では出来ないので、ウェットティッシュなどを手につけて髪に水分をつける。

ちょっと原始的な感じもしますが、乾燥を防ぐ効果は確実にあります。

木製のクシ、毛のブラシ！

木製のクシでとかすと、驚くほど静電気が起こりません！そしてブラシはプラスチックでは無く、毛のタイプ。豚毛などを使っているものが良いようです。さらに持つところが木になっているものが静電気が起きにくくなってくれます！毛のブラシは油分も含んでおり、髪の毛をしっとりしてくれる効果もあるようです。

そして、洗い流さないトリートメント！

髪の毛を乾かす前の絶対的な味方！コレはもう冬には必須です！夏にも必須です！！むしろ1年中必須です！！！髪の毛をコーティングすることにより単純に髪の毛の摩擦を抑えてくれる。水分、油分の栄養分も入っているので、ダメージが進まないように保護してくれる。

ハンドクリームとしても使えるヘアワックスやトリートメントスプレー！

こちらは乾かした後につけるものですが、最近はこんなものが出ております！アメリでもかなり大人気のワックスがこのタイプなんですが、シアバターやミツロウなど、天然由来成分で出来ているので髪をスタイリングしながらも保護してくれます。スプレーに関しては、セット力がほとんど無いもので、油分を含んだサラサラになるスプレーがオススメです。

マイナスイオン系のドライヤーや、ヘアビューザー！

一時期爆発的に流行りましたが、このタイプのドライヤーは、髪に粒子の細かい水分をくっつけながら乾かしてくれるので、髪の毛を乾燥から守ってくれる効果もあります！